はじめての滝行体験を楽しむコツ 心構えと注意点 東京都檜原村

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笑子(えみこ)です。

滝行というのは、滝に入って行う修行

神道などの修行方法の一つとして行われますが、
最近では、夏の暑い日に涼を得るために滝行を行う場合も多いそうです。

かく言う私も、やるなら夏だなと(笑)

猛暑の8月に東京都檜原村にて、チャレンジしてきました!

はじめての滝行に至るまでの経緯と、実際にやってみてのレポを書いていきますね^^

【滝行をしようと思ったきっかけ】

穢れ(けがれ)を清める、祈願、修行などの意味合いが強い滝行ですが、

今の時代は、

・ストレスを解消したい
・チャレンジしたい
・自分と向き合いたい
・非日常を味わいたい
・変わりたい

などのような、誰もが持っていそうな動機が多いようです。

わたし自身は、はじめての体験ができるワクワク感と、どんなものなのかという期待感がありました。

滝行自体もチャレンジでしたが、
これまで自分で何かを企画して人を誘うことをしたことがなかったので
勇気をだしてそれもやってみようと思い、ダブルのチャレンジをしました^^

そもそものきっかけは、昨年末に受けたセミナーで、

「2018年は浄化がキーワードの年だから滝行がおすすめ」と聞いて興味を持ちました。

(なんのセミナーだよ!と思われるかもしれませんが、直接滝行と関係ないので省きますw)

数日後、ふとテレビを見ていると、

「今、滝行がブーム!」と

タイミングよく滝行特集をやっていたんです。

しかも、紹介されていたのが東京都檜原村という場所で、埼玉在住のわたしにはうってつけの情報でした。

「これは、行けということだな」

そう思ったわたしは「来年(2018年)必ず滝行に行くぞ」と決心しました。

あまり深く考えることなく直感で決めたのですが、それが良かったなと。

こういうのは勢いも大切ですから(笑)

ただ、根底にあるのは「修行」という要素

神社にお参りをして神様へのご挨拶も済ませてから、真剣に取り組むのが筋

遊び半分な気持ちだけで行くと痛い目に合うかもしれませんので、ご注意を!

【東京都檜原村~九頭龍の滝・龍神の滝~】

わたしが滝行を体験したのは、東京都の西多摩郡にある九頭龍の滝

JR武蔵五日市駅から檜原村数馬というところまでバスで行きましたが
夏場はハイキングや観光客が多いため、増発便が出るほどの行列でした。

8月のはじめに行きましたが、猛暑の真夏とは思えないほど山の空気は気持ちが良くて
特に滝が見えるあたりを歩くと、涼しい風が爽やかでした。

滝行の場所までの道は想像以上に険しく、
濡れるのでビーチサンダルに履き替えて行かれた方もいらっしゃいましたが、

わたしは敢えてスニーカーで行きました(滝行は裸足で行います)。

濡れた岩場は滑りやすいですし、落ち葉や枝などもたくさんあったので、
個人的にはスニーカーで正解と思いましたね。

【滝行をするにあたり準備したもの】

・お賽銭(九頭龍神社お参り)
・滝行参加費の5500円(女性用の行衣レンタル、洗濯代込み)
・バスタオル
・行衣の下に着るもの

檜原村の滝行では白い行衣をお借りできるのですが、

女性は透けないように下にTシャツとスパッツを着用するか、水着でも大丈夫とのことでした。

わたしは、黒のユニクロのブラトップと黒いハーフスパッツで参加しました。

更衣室などはないため事前に着用していき、終わったら着替えるという流れです。

ちなみに、着替える場所は駐車場

自分の車で行った場合は車中で着替えられますね。

わたしたちはバスで行ったので、
案内してくださった方の車の後ろに隠れるようにして着替えさせてもらいました。

海水浴で使う巻きタオルがあると便利かと思います。
(わたしは普通のバスタオルを使用しました)

山道ですし、車はほとんど通らないので心配ないです^^

【舐めたらあかん、命がけの滝行】

ワクワク感と期待感でやると決めたわたしでしたが、いざ滝を目にすると恐怖がよぎりました。

「無事にできるだろうか、ちょっと怖いかも、、、」

ドドドーーーーっと流れる滝は圧巻の光景で、素晴らしく美しかったのですが、

見るのはいいのだけど、これからここに入ると思うと何とも言えない「ざわざわ」が押し寄せました。

冷たい水の中に入るので、事前に身体を温めるために体操をしてから、

滝に打たれる前にまず滝つぼに肩までつかり、大祓の祝詞を唱えて頂く間は合掌して待ちます。

「心臓止まるかと思った」と言っていた人もいるくらい、冗談抜きでめちゃくちゃ冷たかったです。

ガクガクブルブルが止まらないくらい、とにかく寒かったですが、

合掌した手のひらが暖かくて生命のエネルギーを感じました。

滝の中に入るまでの足場も、狭かったり滑るところもあったり、滝の前を渡ってから中に入るのも一苦労でしたね。

メインの滝にうたれた後に下側の小さな滝にうたれる、この流れを2セット行い、合計4回滝に打たれました。

4回やっても「慣れる」というのはなく、毎回が命がけ!

周りは岩場ですし、気を抜けば怪我をしてもおかしくない状況

その日の滝の水量は多かったらしく、勢いがすごすぎて初心者には強烈でした。

それでも、その日の参加者19名(内、男性おひとり)やり遂げたのは素晴らしかったです。

みなさんの覚悟とエネルギーの高さに感動しました^^

【気になる滝行の効果は】

滝に打たれたから何かが変わるかというと、それ自体にはあまり効果はないように思います。

では何が良かったかというと、

滝に向かう時間に価値があるということ

頭の先からつま先まで集中して、自分の身体と向き合いながら挑んだ滝行

こんなに貴重な時間は、今まで経験したことがありませんでした。

日頃わたしたちは「自分のことだけに集中する」時間をどれだけ持てているでしょうか。

自分だけの時間はあるかもしれません。

例えば、読書をしたりゲームをしたり、好きなことをする時間

ですが、純粋に「自分のことだけに集中する」時間というのは意外に持てていません。

「自分のことだけに集中する」時間は

・現状の豊かさに気づくことができる
・自然と感謝の気持ちが湧いてくる
・日々を丁寧に過ごそうと思える
・生命の奇跡を感じられる
・身も心も清められる

このような、たくさんのギフトを与えてくれました^^

非日常を味わうというのは、本当に価値あることです。

滝行をきっかけに、自分の身体と向き合うことも意識するようになりました。

もし、滝行にチャレンジしてみようと思われたなら、その直感に従うことをオススメします。

ひとつでも多くの初体験をして、人生を豊かにしていきましょう^^

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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