笑子(えみこ)です。
数秘術の活用の仕方のひとつに、毎月の「月サイクル」を知るというのがあります。
今日は、2020年4月の過ごし方をお伝えします。
今月は「8:充実」の月
目に見える世界と目に見えない世界を統合するタイミング
先月、目に見えない内面の世界と向き合ったので、今月は目に見える外側の世界と向き合うことにエネルギーを注ぎましょう。
外側の世界とは
目に見える外側の世界とは、具体的にどういうことでしょうか。
例えば、自分の「内面」に対して、外見が「外側」にあたります。
ですから、外見を磨くことも今月の波にのるコツになるのですが、わたしが思う外側の世界とは、自分の思考、観点の外側です。
わたしたちは、ひとりひとり、全く異なる眼鏡をかけています。
なんでも見える眼鏡ならいいのですが、残念なことに、かなり偏りのある眼鏡なので、わたしには見えるけれど、あなたには見えないとか、わたしからは黒に見えるけれど、あなたからは白に見えたりということが起こるのですね。
そうしたときによくあるのが、自分にはどう見ても黒にしか見えないものを、人が白だと言うことに対して、「なんでそんなこと言うの?全く理解できない」と相手を否定したり、それが元でケンカになったりするのです。
国と国がケンカをすれば、それは戦争
小さなケンカから、大きなケンカまで、すべては同じ仕組みで起こるのです。
ケンカをしないためには、自分の眼鏡をはずしてみることが必要です。
それができれば、どんな眼鏡でもかけることができるようになるので、本当の意味で相手のことを理解できるようになります。
こんな風に眼鏡に例えると、はずしたりかけたりするのは簡単なように聞こえるかもしれません。
ですが、わたしたちは普段、眼鏡をかけていることにさえ気付いていませんし、これまで一度も眼鏡をはずしたことがないので、かなり勇気がいることなのです。
まずは、自分がどんな眼鏡をかけているのか、そこと向き合うことが大切です。
それを教えてくれるのが、自分以外の存在なのですね。
普段、相手のどんな言葉や行動に対して、自分がどのような反応をしているのか。
どんな感情を感じて、どんな風な考えが走るのか。
外側の世界を観察してみましょう。
内と外は表裏一体
仲間とミーティングをしていると、みんなが教えてくれます。
外に見ているものは、自分の内側にあるものが見えているだけで、外で起きていることと同じことが、内でも起きているんだ、って。
新型コロナウイルスで例えると、外で起きているように見えるコロナウイルスとの戦いは、わたしたちの内で起きている脳との戦いと同じだという観方ができます。
また、もっと大きな視点からみると、地球からしたら人間がコロナウイルスみたいなものなんだよーって教えてくれる仲間もいます。
もっと小さい視点だと、わたしたちの身体は細胞でできていますが、細胞は血液という海の中にいます。
それは、大きな海の中に魚がいるのと同じで、海が綺麗であれば魚(細胞)が元気で病気にならないのと同じことです。
このように、この世界はすべて同じ仕組みでできていて、同じことがカタチを変えてあちこちで動いている状態なだけだということですね。
内と外はひとつであり、分離できないものなのです。
コロナのメッセージ
今の現実、短期間で世界の状況が一変してしまうほどのスピードが、人類の不安、不信、恐怖を煽り、未曾有の展開へと進む中、誰もが悩み、迷い、葛藤するのは当然です。
それは、日本のトップでさえも同じ。
なぜなら、みんな脳の観点に固定しているからです。
だからこの状況を「チャンスだ!希望だ!」と言えるはずがないのです。
ですが、内と外、表と裏があるように、危機の反対側には希望があります。
危機をクルッと反転させることができれば、そこにあるのは希望以外の何者でもないのです。
わたしたちがその仕組みと出逢うこと、これまでの常識の外側と出逢うことへ、今コロナが強制的に向かわせようとしているように思います。
人類、地球は、もう我慢の限界
物凄い圧縮の裏に、希望のエネルギーの拡大、増幅を観ることができるかどうか、それが今月の波に乗るポイントになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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