笑子(えみこ)です。
埼玉県川越市にあるトリックアートに行ってきました^^
手始めに娘と壁に穴を開けてみる!笑
ちなみに、こちらのアートは入り口前にあったので入館しなくても楽しめます。
誰もが楽しめるトリックアートを、人間の脳のクセの観点からみてみようと思います。
脳のクセを知った上で、トリックアートを楽しむのも面白いですよ!
トリックアートとは
トリックアートとは、錯覚を利用して、平面(二次元)のものを立体(三次元)的に見えるように描いてあるアート作品です。
三次元的な世界を壁や床に描くことで、不思議な立体感を楽しめるということですね。
とぉりゃぁぁぁぁぁ!!!
キャーーー!落ちるーーー!
逃げて逃げて!食べられちゃう!
全17か所の撮影スポットがあります。
そこから撮るとこんな感じで素人でもうまく撮ることができます。
人間の脳のクセからみるトリックアート
「細長いテーブルはどっち?」
ふたつのテーブルを比べたときに、左側のテーブルの方が細長く見えますね。
ですが実は、このふたつのテーブルは同じサイズなのです。
(それを確かめるためのあて紙が備え付けてありましたが、写真を撮り忘れました、汗)
同じサイズのものが、なぜ違って見えるのでしょうか。
不思議ですねー。
その理由を、人間の脳の「クセ」からみてみましょう。
ふたつのテーブルを見た時、わたしたちの脳は即座に、ふたつの違いを捉えて認識します。
この、赤丸で囲った部分だけを脳がとって、その違いを認識するのです。
つまり、左側のテーブルの長い面と右側のテーブルの短い面を比べて、左側のテーブルの方が細長いように見えてしまう、ということです。
ところで、これらはテーブルに見えますよね?
テーブルだと書いてあるし、どこから見てもテーブル、、、ですよね?
では、こうしてみたら、どうでしょうか?
、、、テーブルって文字を消したところで、テーブルはテーブルでしょ。
ハイ。実はそれも脳のクセなのです。
言ってしまえば、これらは「図形の集まり」です。
わたしたちは、この形をしたものがテーブルだと知っているから、これは「テーブル」だと認識しますが、「テーブル」を知らない人が見たら、ただの図形にしか見えないということです。
このように、わたしたちの脳は「過去のイメージ」とつなげるというクセも持っています。
もうひとつの脳のクセ
もうひとつ、少し理解し難いクセをご紹介します。
わたしたちは、様々なモノを区別して認識しています。
例えば、「自分」と「自分以外」というのも、「自分」の存在はココからココまでだと区別しているのですね。
「自分」という存在が生まれる前に遡ると、わたしたちがお母さんのお腹の中にいた頃は、お母さんの一部でした。
へその緒を切って、お母さんと分離してはじめて、「自分」という存在になります。
お母さん目線で見ると、赤ちゃんが生まれてはじめて、赤ちゃんの存在を認識します。
ひとつの存在から、ふたつの存在にわかれるのですね。
そして、ひとりひとりの「脳」が、ココからココまでが自分だと認識します。
つまり、脳には「有限化」して認識するというクセがあるのです。
先程のテーブルの絵も、ココからココまでがテーブルだと有限化して、わたしたちの脳がテーブルを「存在させている」のです。
このような不思議な脳のクセを知った上で、トリックアートを体験するのも面白いですよ!
小江戸・川越のトリックアート美術館の最寄り駐車場は
トリックアート館専用の駐車場はありませんので、車の場合は最寄りの有料駐車場を探しましょう。
近くて便利なのは、トリックアート館の隣にある三井のリパークさん(30分300円で20台収容)
少し距離はありますが、無料観光駐車場もあります。
川越市の無料観光駐車場(トリックアート館まで徒歩14分)
おすすめは、川越市役所の駐車場
トリックアート館から260メートルほどのところに「市庁舎南側駐車場」があります。
平日は来庁者用駐車場ですが、観光の方は、土曜・日曜・祝日・休日のみ利用可となり、料金は1時間200円(以後30分ごとに100円)
子連れでも苦にならない距離でしたよ^^
小江戸・川越のトリックアート美術館
10:30〜17:30(最終入館17:00)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日
平均滞在時間:40分前後(わが家は1時間半滞在しました)
大人(高校生以上) 700円
小人(4歳〜中学生) 500円
幼児(4歳未満) 無料
フォトコンテストもあるみたいです。
家族、友達、カップルでトリックアートを楽しんだあとは、近くにある駄菓子屋横丁に寄るのもオススメです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。